MB-25M

MB-25M 『据付型 キネマティック式 ミラーホルダ・マイクロ調整』

■据付型キネマティック式ミラーホルダは、キネマティック機構により、支点を基準としたあおり角度調整(βθ調整)を行う2軸調整ホルダです。

■製品の説明
・型番     :MB-25M(写真 手前 左)
・適応素子径  :φ25
・素子有効径  :φ22
・適応素子厚  :Max 9
・あおり角度 βθ  :±4 °
・微動方式 βθ   :マイクロメータヘッド
・固定穴    :2-φ4.5キリ ピッチ25、2-M6 ピッチ14

■概要
・据付型キネマティック式ミラーホルダは、キネマティック機構により、支点を基準としたあおり角度調整(βθ調整)を行う2軸調整ホルダです。
・あおり角度(βθ角度)の微動調整は、キネマティック機構により支点を基準とした調整となり、製品背面のツマミを使います。
・微動方式(微動調整のツマミ)は、マイクロメータヘッド と 微調ネジのタイプ(どちらもP=0.25mm)から選べます。
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで固定します。
・据付板底面中央のM6タップを利用して、ポールを取り付けることもできます。

■使い方
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで固定します。
・あおり角度(βθ角度)の調整は、キネマティック機構により調整します。
 ・β軸の調整ツマミ:下方(写真中 奥側)
 ・θ軸の調整ツマミ:上方(写真中 奥側)
・β軸の調整ツマミを右に回すと、β角度は右回りに回転します。
(βはY軸を中心とする回転。”右回り”は、写真で、Y軸を右から左への方向に見るときの方向。)
・θ軸の調整ツマミを右に回すと、(上から見る視野で)円形素子は右回りに回転します。

■製品の固定例
・下部部品にある穴(キリ穴、キリ穴とザグリの組合せ、タップ穴)にボルトを用いて固定できます。

■用途例
・円形素子を固定し、2軸(あおり角度 βθ)の調整を行う用途。
・精密ステージほどの移動量を必要とせず、円形素子を調整・設置する用途。

■製品の軸のとり方(6軸の説明)
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです(方向は写真内での説明)。
・Z軸方向:下から上の方向
・X軸方向:左奥から右手前への方向(光軸に平行)
・Y軸方向:右から左への方向(Z軸、X軸に垂直な方向)
・α軸  :X軸を中心とする回転自由度を表現(ロール、チップ)
・β軸  :Y軸を中心とする回転自由度を表現(ピッチ、チルト)
・θ軸  :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)

■ スペック

仕様 \ 型番MB-25M
MB-25.4MMB-30M
適応素子径φ25mmφ25.4mmφ30mm
素子有効径φ22mmφ27mm
適応素子厚MAX 9mm
光軸高さ40mm
あおり角度β ±4° 、θ ±4°
微動方式マイクロメータヘッド P=0.25mm
微動分解能β 約0.33°/回転 
θ 約0.3°/回転  
重量0.3 kg
材質アルミ
表面処理黒アルマイト
RoHS対応
税別価格¥29,000
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